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地震防災対策強化地域判定会 委員が交代

2012年3月28日 17:05

 東海地震の予知を目指す、気象庁の「地震防災対策強化地域判定会」の委員に、4月から東京大学地震研究所・小原一成教授が就任することが決まった。

 「判定会」は、24時間監視する東海地域にある気象庁の観測データを踏まえて、東海地震が発生する可能性があるかどうかを判断する気象庁長官の私的諮問機関。

 この判定会で97年から委員を務めてきた元日本大学教授・吉井敏尅氏が今月末で退任することを受け、4月1日付で小原氏が就任することが決まった。小原氏は観測地震学が専門で、想定される東海地震にも関連性があるとみられる深部低周波地震にも精通している。