×

伊勢神宮で上棟祭 社殿20年ぶり建て替え

2012年3月26日 21:31
伊勢神宮で上棟祭 社殿20年ぶり建て替え

 20年に一度の式年遷宮を来年に控え、三重・伊勢市の伊勢神宮で26日、棟上げの神事「上棟祭」が厳かに営まれた。

 1300年前から続くとされる伊勢神宮の式年遷宮は、社殿を20年に一度建て替え、神々を移す行事。次の式年遷宮は来年で、伊勢神宮の内宮では、新しい正殿の造営が進められている。26日は、屋根の一番上に棟木を上げ、それを打ち固める儀式「上棟祭」が行われた。

 古式にのっとり白装束の神職が「千歳棟(せんざいとう)」「萬歳棟(まんざいとう)」や「曵々億棟(えいえいおくとう)」と唱えると、宮大工が声を張り上げ、木づちで力強く打ちつけた。