EPA来日の看護師候補 試験時間延長へ
EPA(=経済連携協定)で来日している看護師候補者について、厚労省は23日、来年度から国家試験の試験時間を日本人より長くすると発表した。
小宮山厚労相は23日の閣議後会見で、EPAでインドネシアとフィリピンから来日している看護師候補者について、来年度の国家試験から試験時間を延長する特例措置を発表した。また、EPAで来日した介護福祉士候補者についても、試験時間の延長を検討すると述べた。23日に初会合が開かれた検討会で今後、詳細を決める予定。
看護師、介護福祉士ともに来週、今年度の国家試験の合格発表があるが、EPAで来日した候補者の合格率が低いことが予想され、厚労省は言葉のハンデなどへの支援策を検討してきた。