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日経平均6日ぶり反落、1万86円49銭

2012年3月21日 17:47
日経平均6日ぶり反落、1万86円49銭

 21日の東京株式市場で、日経平均株価は6営業日ぶりに値を下げた。終値は前営業日比55円50銭安い1万86円49銭と、4営業日ぶりに1万100円を下回った。

 前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で中国の景気鈍化懸念からダウ平均株価が値を下げた流れを引き継ぎ、21日朝の東京株式市場も資源関連の株などに売り注文が先行した。また、このところの株価の上昇に対する警戒感から、利益を確定するための売り注文も出た。

 午後になると、中国の株安などを受けて日経平均株価は下げ幅を70円近くまで拡大する場面もあったが、外国為替市場で円相場が1ドル=83円台後半、1ユーロ=111円近辺まで円安傾向になっていることが相場全体を下支えした。

 東証1部の売買代金は概算で1兆3565億円、売買高は概算で21億1800万株。