×

三陸沖を震源とする地震、震災との関係不明

2012年3月15日 0:35
三陸沖を震源とする地震、震災との関係不明

 14日午後6時9分頃、三陸沖を震源とする地震が発生し、北海道と青森県で震度4を観測した。この地震について、気象庁は同日夜の会見で、東日本大震災との関連はわからないと話した。

 この地震の震源地は三陸沖で、震源の深さは約10キロ。地震の規模を示すマグニチュードは6.8と推定されている。この地震で、北海道、青森県、岩手県の太平洋沿岸に一時、津波注意報が出された。観測された津波の高さは、青森・八戸港で20センチ、北海道・えりも町と青森・むつ市関根浜で10センチだった。

 気象庁は14日午後7時過ぎに会見し、この地震と東日本大震災との関連について、「このエリアにつきましては、去年3月11日以降含めて、ずっと活動がある意味、低調だった場所で、今回、マグニチュード7以上の地震が初めて起こった形。はっきり申しまして、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)との直接的な関係についてははっきりわかりません」と話した。