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九州新幹線立ち往生、多重トラブルが原因か

2012年3月14日 12:41
九州新幹線立ち往生、多重トラブルが原因か

 13日に九州新幹線が約6時間にわたって立ち往生したことについて、「JR九州」は14日、列車のバッテリーがあがってしまうなど、トラブルが重なったことが原因とみられると発表した。

 このトラブルは13日夕方、九州新幹線下りの久留米~筑後船小屋で、架線に農業用ビニールが絡まったことをきっかけに約6時間にわたって列車が立ち往生したもので、73本に運休や遅れが出て、約9000人に影響した。

 九州新幹線は14日朝の始発から平常運行に戻ったが、JR九州は記者会見で謝罪した上で、立ち往生の原因は、停止した送電が再開できず、列車のバッテリーもあがってしまうなど、トラブルが重なったことが原因との見方を示した。

 九州運輸局は、JR九州の対応に問題があったとして、再発防止などを求める行政指導をした。