震災から1年 石巻市に「鎮魂の鐘」設置
東日本大震災は11日、発生から1年を迎えた。宮城県のまとめによると、7日までの死者は9544人となった。このうち最も多くの死者を出した石巻市では「鎮魂の鐘」が設置され、11日は訪れた人が鳴らして犠牲者の冥福を祈っていた。
また、西光寺では、朝から多くの人が墓参りに訪れている。西光寺は多くの墓石の復旧が進まず、津波の爪痕が深く残されたままとなっている。
県内では1688人の行方がわかっておらず、県警は11日から3日間、延べ1500人を投入して各地の海岸で集中捜索を行う。