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自殺者数 14年連続で3万人超え

2012年3月9日 11:15
自殺者数 14年連続で3万人超え

 去年一年間に自殺した人の数は3万651人に上り、14年連続して3万人を超えたことがわかった。

 内閣府のまとめによると、去年一年間に自殺した人の数は前年比3.3%減の3万651人となり、2年連続して減少したものの、14年連続で3万人を超えた。このうち男性は2万955人で、全体の68.4%となっている。自殺の原因は「健康問題」が最も多く、次いで「経済・生活問題」となっている。

 また、例年は3月が最も自殺者の数が多くなるが、去年は5月に急増しており、内閣府は、東日本大震災による経済状況の悪化などが影響した可能性があるとみて、今後、分析を進める方針。