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20年に一度の遷宮控え…伊勢神宮で立柱祭

2012年3月4日 19:49
20年に一度の遷宮控え…伊勢神宮で立柱祭

 20年に一度の式年遷宮を来年に控えた三重・伊勢市の伊勢神宮で4日、新しい社殿の柱を打ち固める神事「立柱祭」が執り行われた。

 来年10月に迫った伊勢神宮の式年遷宮は、20年に一度、内宮や外宮の社殿を建て替えて神々を移す他、2000点を超える神宝や装束を新調する行事で1300年前から続くとされ、今回で62回目となる。

 内宮では4日午前、新しい社殿を建てるため、立柱祭が執り行われた。白装束の神職や、「素襖烏帽子(すおうえぼし)」と呼ばれる紺色の衣装を身に着けた宮大工らが屋船大神に祈願した後、8人の宮大工が12本の柱を小づちで3回ずつ打ち固めた。

 立柱祭は、外宮でも6日に執り行われる。