国内初の格安航空会社（ＬＣＣ）「ピーチ」が１日、就航した。しかし、機械のトラブルが続いた影響で各地で遅れる便が相次ぎ、新千歳空港では１時間遅れで離陸する便もあった。

　関西国際空港では、１日午前５時４５分からピーチの第１便となる札幌便の受け付けが始まった。ピーチは、国内初のＬＣＣとして関西～福岡が３７８０円～１万１７８０円、関西～札幌が４７８０円～１万４７８０円と、破格の運賃を売りにしている。

　一方で、安さを実現するために航空券の予約をインターネット中心で行い、預け荷物を有料化するなどサービスを簡略化している。このため、搭乗手続きの際には、無人のチェックインカウンターで機械のトラブルが相次いだ。この影響で各地で遅れる便が相次ぎ、新千歳空港では１時間遅れで離陸する便もあった。