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自民党・大島副総裁 首相の謝罪を批判

2012年2月27日 17:47
自民党・大島副総裁 首相の謝罪を批判

 自民党・大島副総裁は27日、野田首相が沖縄県を訪問し、沖縄・仲井真県知事にこれまでの普天間基地(沖縄・宜野湾市)の移設問題の混乱を謝罪したことについて、「遅いし、基地負担の軽減など具体的な案を持って謝罪すべきではないか」と批判した。

 大島副総裁はさらに、「首相が県民の信頼を少しは取り戻せたと思っていたらとんでもない話で、負担軽減などができなければ県民の一層の不信を高めることになる」と指摘した。

 また、自民党・石破元防衛相は、野田首相が普天間基地の移設先である沖縄・名護市辺野古を訪問しなかったことに触れ、「一番苦しんだのは辺野古の人たち。そこに正面から向き合っていただきたかった」と述べた。