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ジャクソン・ポロック展 10日から開催

2012年2月9日 21:04
ジャクソン・ポロック展 10日から開催

 大きなキャンパスに塗料を即興的にまき散らす独特の作風で知られる伝説の画家、ジャクソン・ポロックの生誕100年を記念した回顧展が10日、東京国立近代美術館(東京・千代田区)で開幕する。

 ポロックは、床に広げた大きなキャンパスに絵の具を降り注いで描く「アクション・ペインティング」で注目を浴び、現代アートの革命児として一世を風靡(ふうび)した。その後、44歳の時に自動車事故で死去した。

 日本初の回顧展となる今回は、ニューヨーク近代美術館など世界各地から集められた絵画など約70点が展示される他、塗料が飛び散った床の複製など、ポロックのアトリエも再現されている。

 「生誕100年 ジャクソン・ポロック展」は10日から5月6日まで開催される。