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韓国“笑笑”商標侵害、日本側の主張認める

2012年2月7日 15:58
韓国“笑笑”商標侵害、日本側の主張認める

 日本で居酒屋チェーン「笑笑(わらわら)」を経営する会社が、韓国の居酒屋チェーンに商標を侵害されたとして無効とするよう求めていた問題で、韓国の特許庁は7日までに、日本側の主張を認める判断を下した。

 この問題は、日本で「笑笑」を経営する「モンテローザ」が、韓国内で「WARAWARA」という商標を使っている居酒屋チェーンに対し、商標を侵害しているとして看板などを使わないよう申し立てていたもの。

 韓国の特許当局は、モンテローザ側の主張を認める判断を下した。韓国側の会社は、これを不服として「特許裁判所」に判断を取り消すよう求める裁判を起こした。

 しかし、裁判所は7日までに、この訴えを退ける判決を言い渡した。判決理由について、「韓国内外の消費者によく知られている商標と同一または似た商標で、不当な利益を得ようとしたり、不正な目的を持って使用したりしていた」としている。