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伝統の“お告げ”…もう6週間は冬! 米国

2012年2月3日 11:42

 アメリカ・ペンシルベニア州で2日、春の訪れを占う伝統行事が行われた。

 この行事は、毎年2月2日にペンシルベニア州の町で行われるもので、リスの仲間であるグラウンドホッグの「フィル」くんが主役。フィルくんは、春が近いかどうか「お告げ」を行う。言い伝えでは、巣穴から出てきたフィルくんが自分の影を見ると驚いて巣穴に戻るため、さらに6週間冬が続く。影を見なければ巣穴に戻らず、春が近いといわれている。

 今年は「たくさん影が見えたので、もう6週間、冬が続きます!」との結果になった。

 今年で126回目というこの行事、毎年、多くの人々がフィルくんじきじきの「お告げ」を聞きに集まるという。