２４日夕方、千葉・いすみ市の海岸の堤防で、ひもが首に絡まったオットセイが見つかって保護された。２６日までに、体力が少しずつ回復している様子を見せている。

　保護されたのは、体長１２７センチ、約３０キロのメスのキタオットセイ。保護されたとき、首には漁網とみられるひもが二重に巻きついた状態で衰弱しており、翌２５日はグッタリとしてほとんど動かなかったという。２６日は流動食を口に入れて、体力が少しずつ回復しているという。

　「鴨川シーワールド」は、治療を約２週間続けて、様子を見て自然に返すことを検討したいとしている。