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放射能汚染反対の有志、東電を公害罪で告発

2012年1月24日 21:03
放射能汚染反対の有志、東電を公害罪で告発

 福島第一原子力発電所事故に伴う放射能汚染に反対する岩手、青森、宮城各県の有志らが24日、岩手県庁で記者会見を行い、「東京電力」を公害罪で東京地検に告発したと発表した。

 告発したのは、「三陸の海を放射能から守る会」の世話人・永田文夫さんら岩手、青森、宮城各県の有志10人。永田さんらは24日、東京電力・勝俣会長ら3人と同社を公害罪で告発し、告発状を配達証明付きで東京地検に郵送した。

 それによると、「東京電力は(東日本大)震災以前に大津波を想定していたにもかかわらず、何ら予防措置を取らず、今回の事故で放射能をまき散らし、生命に危険を生じさせた」としている。

 福島第一原発事故を公害罪で告発するのは全国で初めてだという。