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ストレステスト IAEAが来日して検証へ

2012年1月17日 16:44
ストレステスト IAEAが来日して検証へ

 政府が原子力発電所の再稼働の条件としているストレステストの手法が適切かどうかを検証するため、IAEA(=国際原子力機関)の代表団が23日から日本を訪れる。

 IAEAの代表団は23日から9日間、日本に滞在し、経産省の原子力安全・保安院が原発再稼働の条件としているストレステストの評価手法が適切かどうかを検証する。保安院は、具体的な事例として「関西電力」大飯原発(福井・おおい町)3・4号機のストレステストの評価状況を説明することにしていて、25日には現地視察も行うという。

 IAEAが手法に問題がないと判断すれば、保安院がストレステストの結果の評価を終えた後、原子力安全委員会が確認、地元自治体の同意と関係閣僚の判断を経て再稼働されることになる。