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米国務次官補 中国で北朝鮮情勢などを協議

2012年1月4日 20:48

 アメリカ国務省・キャンベル次官補は4日、中国・北京を訪れ、金正日総書記死去後の北朝鮮情勢などについて中国側と協議を行った。

 協議前に「(中国側との)アジアにおける共に関心のある全ての問題についての協議を楽しみにしている」と述べたキャンベル次官補は、中国外務省を訪れ、張志軍外務次官らと、金総書記が死去して金正恩体制となった北朝鮮への対応や、ミャンマー情勢について協議した。また、6か国協議の議長国であり、北朝鮮に影響力を持つ中国側と、米朝交渉や6か国協議の再開について意見を交わしたものとみられる。

 キャンベル次官補は4日に韓国・ソウル、6日には東京を訪れ、日米韓の北朝鮮政策について調整を行う予定。