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米国務次官補が訪中、北朝鮮情勢などを協議

2012年1月4日 15:18

 アメリカ国務省・キャンベル次官補が4日、中国・北京を訪れ、金正日総書記死去後の北朝鮮情勢などについて中国側と協議を行っている。

 キャンベル次官補は日本時間4日午前9時過ぎ、北京で「(中国側との)アジアにおける、ともに関心のある全ての問題についての協議を楽しみにしている」と述べた。この後、中国外務省を訪れたキャンベル次官補は、金総書記が死去して金正恩体制となった北朝鮮への対応や、ミャンマー情勢について意見交換しているとみられる。また、6か国協議の議長を務める中国・武大偉朝鮮半島問題特別代表と会談し、米朝交渉や6か国協議の再開についても話し合うとみられる。

 キャンベル次官補は4日に韓国、6日には日本を訪れ、日米韓の北朝鮮政策について調整を行う予定。