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氷見漁港で今年最後の競り、寒ブリ水揚げ

2011年12月31日 14:46
氷見漁港で今年最後の競り、寒ブリ水揚げ

 富山・氷見市の氷見漁港で31日、一年を締めくくる止め市が開かれ、約600本の寒ブリが水揚げされた。

 氷見漁港では31日朝、今年最後の競りが行われた。12月の水揚げが7年ぶりに3万本を超えるなど大漁が続いているブリは、この日は607本が水揚げされ、ブランドの「ひみ寒ぶり」として取引された他、40キロ前後のホンマグロ4本も水揚げされ、港は活気づいた。

 氷見のブリをめぐっては、今年、産地偽装が大きな問題となったが、漁協などが出荷箱の統一や販売証明書の発行など、再発防止に取り組んだことで、これまで以上に氷見のブリを求める声が高まっているという。関係者は「年明けの豊漁に期待したい」と話していた。

 氷見漁港の初競りは来年1月4日に行われる。