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ダウ平均反発135ドル高、指標改善を好感

2011年12月30日 8:45

 29日のアメリカ・ニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価は反発し、前日比135ドル63セント高い1万2287ドル04セントで取引を終えた。

 アメリカ労働省が29日に発表した新規失業保険申請件数が、前週より悪化したものの低水準を維持したほか、住宅関連の統計も良かったことから、買いのムードを支えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比23.76ポイント高い2613.74で取引を終えた。

 ヨーロッパの信用不安を背景にしたユーロ安は、イギリス・ロンドン外国為替市場で1ユーロ=100円06銭をつけ、01年6月以来、10年6か月ぶりの水準となった。ニューヨーク外国為替市場では買い戻しが入ったが、市場関係者は「100円割れは時間の問題ではないか」と話している。