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山形県で大雪、交通機関に乱れ

2011年12月30日 14:54
山形県で大雪、交通機関に乱れ

 山形県内は30日、大雪の影響で交通機関に乱れが出ている。

 山形地方気象台によると、低気圧が北海道付近にあり、山形県内は冬型の気圧配置が強まっている。庄内北部と鶴岡市に暴風雪と波浪警報が出され、庄内地方では30日夜にかけて、大荒れとなる見込み。

 東南置賜を除く全域に大雪注意報が出されていて、30日午前10時現在の各地の積雪は、大蔵村肘折で2メートル、新庄で1メートル、米沢で63センチ、山形で34センチなどとなっている。

 大雪や強風のため、「JR」は羽越線で普通列車2本が区間運休となり、奥羽線でも秋田側の一部で運転を見合わせているため、30日午前10時現在、新庄~横手で普通列車2本が区間運休した。

 気象台によると、県内は夕方にかけて大雪となる見込みで、31日朝までに予想される降雪量は、多い所で山沿いが40センチ、平地で30センチとなっている。庄内を中心に暴風や吹雪による視界障害などに警戒が必要。