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初日の出、見られない所が多く~気象庁

2011年12月28日 17:49

 気象庁は、年末年始の天気を発表した。12年の元日は、気圧の谷が通過するため、曇りや雪、雨の所が多く、北日本の一部を除いて初日の出は見られない所が多くなりそうだという。

 気象庁によると、30日から31日にかけて、北海道では、発達した低気圧と寒気の影響で、雪や風が強く、大荒れの天気になるという。そのため、空の便を中心に、帰省ラッシュなどで混雑する交通機関に影響がでるおそれがある。また、先日の大雪で積雪が増えた標高の高いところでは雪の状態が不安定になっているため、雪崩にも注意が必要となっている。

 一方、12年の元日は、本州付近を気圧の谷が通過するため、全国的に曇りの所が多く、雪や雨が降る場所もある。このため、晴れるのは札幌など北海道の一部と本州の内陸の一部に限られ、全国的に初日の出は見られない可能性が高いという。