「東京電力」は、１９日に操業を始めた川崎市の臨海部にある扇島太陽光発電所を報道陣に公開した。

　扇島太陽光発電所には、約２３ヘクタールの敷地に約６万４０００枚の太陽光パネルが設置され、一年間で一般家庭３８００軒分の電力を賄うことができる。海の近くにあるため、通常３０度の角度で設置するパネルを約１０度にとどめるなど、風を避ける工夫を施している。

　８月から操業している近くの浮島太陽光発電所とあわせると最大出力が２万キロワットと、国内最大級の太陽光発電所が誕生した。