台風が上陸、436人死亡 フィリピン
フィリピン南部では16日に上陸した台風で洪水や土砂崩れが発生し、これまでに400人以上が死亡、数百人が行方不明となっている。
16日、フィリピン南部・ミンダナオ島を台風21号が直撃した。12時間以上にわたり降り続いた大雨のため、各地で洪水や土砂崩れが発生し、AP通信などによると、少なくとも436人が死亡、数百人が行方不明となっている。洪水は夜遅くに発生したため、犠牲者の多くは就寝中だったという。また、ロイター通信によると、10万人以上が家を失い、数十か所の避難所にとどまっているという。
台風21号は18日朝、西部・パラワン島に上陸するとみられ、被害の拡大が懸念されている。