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橋下次期市長、市幹部6人の“更迭”検討

2011年12月16日 17:54
橋下次期市長、市幹部6人の“更迭”検討

 大阪市・橋下次期市長が、これまで平松市長を支えてきた市の幹部職員6人について、事実上の更迭人事を検討していることがわかった。

 人事異動の対象として名前が挙がっているのは、政策企画室長や情報公開室長など局長級や部長級の幹部職員6人。6人はいずれも平松市長が進める主要な政策に携わってきた人物で、市のホームページや広報誌を使って大阪都構想への反論を発信するなどしてきた。橋下氏は当選した日の記者会見で、「市の職員が政治に足を踏み込みすぎているので改めていきたい」と話していた。

 橋下氏は19日、市長に就任した直後に幹部6人を「待機ポスト」の総務局付とすることで事実上の更迭人事に踏み切るとみられる。

 こうした中、平松市長は16日午後、大勢の職員に見送られ、市役所を後にした。