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女川町のがれき、都内清掃工場への搬入開始

2011年12月10日 19:08
女川町のがれき、都内清掃工場への搬入開始

 東日本大震災で発生した宮城・女川町のがれきを受け入れる東京都で、試験焼却に向け、清掃工場へのがれきの搬入が10日に始まった。

 大田区にある大田清掃工場には、女川町からコンテナで運ばれてきた震災のがれきが搬入された。来年2月の本格受け入れを前に試験焼却を行い、放射性物質の濃度などを測定して安全に処理できるかを確認するもので、試験焼却は13日から大田区と品川区の清掃工場で始まる。測定結果は来年1月に公表されるという。

 都は女川町のがれき10万トンを受け入れることにしており、来年2月からは都内の各清掃工場で焼却処理される。