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事故がきっかけ?下半身マヒから回復で話題

2011年12月9日 15:51

 08年の北京パラリンピックで銀メダルを獲得した女性が、突然、下半身のマヒを克服して歩けるようになり、話題となっている。

 ロイター通信によると、オランダ人のモニク・ファンデルホルストさん(27)は、13歳のときから足がマヒした状態で、北京パラリンピックの車いす競技で2つの銀メダルを獲得した。ところが、去年、練習中に自転車にはねられ、その後、リハビリを受けるうちに奇跡的に足が動くようになった。医師は「説明がつかない」と話しているが、事故が回復のきっかけになったとみられている。

 ファンデルホルストさんは自転車競技チームに入り、今後は16年のリオデジャネイロオリンピックへの出場を目指すという。