×

政府・民主党、自動車税制で協議も結論出ず

2011年12月9日 2:34
政府・民主党、自動車税制で協議も結論出ず

 政府・民主党は8日、来年度の税制改正で最大の焦点となっている自動車税制について、大詰めの協議を行ったが、結論が出なかった。

 安住財務相「政府で調整をして、場合によっては首相の話を聞いた上で、藤井(民主党税調)会長と相談しようと思う」

 民主党・藤井税調会長「(9日に)政府として、おそらく、何らかの案を持ってこられるのではないかと期待をしている。」

 自動車税制をめぐっては、民主党が取得税や重量税の廃止を求める一方で、財務省は多額の財源を一気に失うとして難色を示している。議論は8日夜も平行線に終わり、安住財務相と藤井税調会長に対応が一任された。

 来年度の税制改正は、9日に大綱が決定されることになっており、調整はギリギリまで続くことになる。