４日、青森県内は非常に強い風が吹く荒れもようの天気で、気象台は暴風や高波に警戒を呼びかけている。

　発達する低気圧の影響で、青森県内は西寄りの風が非常に強く吹き、青森市では４日午前６時５分、最大瞬間風速３６．３メートルを記録した。この暴風で、青森市のイベント会場でテントが吹き飛ばされたり、青森市中心部で街路樹が倒れたりした。

　また、津軽地方の五所川原市やつがる市など広い範囲で、防雪柵が倒れたり、屋根の一部が壊れたりする被害が出たが、ケガ人は出ていない。

　気象台は、三八上北に暴風警報を出すなどして警戒を呼びかけている。