現状や課題話し合う「ニート100人会議」
全国に63万人いると言われている「ニート」状態の若者の現状や課題を話し合う会議が「勤労感謝の日」の23日、大阪市で開かれた。
「大阪ニート100人会議」と名付けられたこのイベントは、教育、労働、職業訓練に参加していないニート状態の若者自身が、互いに現状や問題点を話し合うことで解決策を探ろうとするもの。
会議には約80人の若者が参加し、現在の就労支援の問題点や理想の働き方について話し合った。参加者からは「ニートと言われる人たちからの声が伝われば」などとの意見が出ていた。
会議を主催した大阪府は「今回出てきた意見などを参考に、今後の就労支援に役立てたい」としている。