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ブータン国王夫妻、被災地で市民と交流

2011年11月18日 19:19
ブータン国王夫妻、被災地で市民と交流

 国賓として15日に来日したブータン・ワンチュク国王夫妻が18日午後、東日本大震災の被災地である福島県を訪問した。

 JR福島駅に到着したワンチュク国王夫妻は、ブータンの国旗を持って出迎えた市民一人一人と笑顔で握手を交わした。最初に訪問した相馬市の小学校では、子供たちが披露した歌に終始感心した表情を見せていた。

 ワンチュク国王(31)「今度日本に来る時には私も日本語を勉強して、もっともっと皆さんと話ができると思います」

 ペマ王妃(21)「今度日本に来た時には、またこの学校に必ず来ると約束します」

 また、ワンチュク国王夫妻は、津波の被害にあった漁港や海水浴場などを訪れ、犠牲者に追悼の祈りをささげた。ワンチュク国王は「ここに来られてよかったです。犠牲者のためにこれからも祈りを続けます」と話した。

 ワンチュク国王夫妻は19日に京都を訪問し、20日に日本をたつ予定。