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JA福島中央会、県に検査体制充実など要請

2011年11月18日 9:17
JA福島中央会、県に検査体制充実など要請

 福島市の一部地域でとれたコメから、国の暫定規制値(一キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、政府は17日、大波地区(旧小国村)のコメについて、出荷を制限するよう指示した。

 こうした中、JA新ふくしまは、今後、大波地区の農家154戸全てのコメを検査することなどを決めた。

 一方、JA福島中央会・庄條会長らが福島県庁を訪れ、検査体制の充実や風評被害への対策など4項目の要請をした。これに対し、県は「福島の農業を守るためにも最大限の対策を講じたい」と述べた。