慶応大学、ブータン国王に名誉博士号授与
来日しているブータンの国王が17日、慶応義塾大学から名誉博士号を授与された。
ブータン・ワンチュク国王夫妻は17日午前、慶応大学の名誉博士号の授与式に出席した。慶応大学によると、ワンチュク国王が「国民総幸福量」という概念を世界に普及させたことなどを高く評価し、今回、名誉博士号を授与したという。
ワンチュク国王は「あなたが人生を振り返ったときに、後悔なく満たされていて幸せであることを祈ります」と述べ、幸せを実感できる社会を築く必要があると学生たちに力強く語りかけた。
17日午後には、国会での演説が予定されている。