天皇陛下が発熱、午後の退院を見送り
気管支炎などのため入院されている天皇陛下は10日夜から再びせきがひどくなり、11日朝に一時的に発熱の症状が見られたため、午後に予定されていた退院が見送られた。
天皇陛下は今月3日から風邪の症状が見られ、気管支炎が重くなってきたため、6日から入院されている。その後、せきや熱などの症状が治まりつつあることから11日午後に退院される予定だった。しかし、10日夜からせきがひどくなり、11日朝は再び一時的に発熱の症状が見られたため、11日の退院が見送られたという。
宮内庁は、天皇陛下は16日に国賓として迎えるブータン国王夫妻の歓迎行事までには公務に復帰される予定との見通しを示していたが、退院の時期についてはあらためて検討するという。