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ジャクソンさんの元専属医に有罪の評決

2011年11月8日 10:48

 アメリカの人気歌手、マイケル・ジャクソンさんが09年に急死し、元専属医師が過失致死の罪に問われていた裁判で、ロサンゼルス郡地裁の陪審員は7日、有罪の評決を下した。

 7日、有罪の評決を受けたのは、元専属医師のコンラッド・マーレー被告。09年、ジャクソンさんに強力な麻酔薬を過剰に投与して死なせたとして、過失致死の罪に問われていた。検察側は「不眠を訴えていたジャクソンさんに強力な麻酔薬を投与したにもかかわらず、観察を怠るなど医師としての義務を果たさなかった」と主張。これに対し、弁護側は「被告が目を離した隙に、ジャクソンさんが自ら麻酔薬を摂取したため死亡した」と反論していたが、陪審員は有罪の評決を下した。

 有罪の評決を受け、マーレー被告は直ちに収監された。量刑は29日にあらためて言い渡され、最も重い場合、禁錮4年の可能性がある。