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大阪ダブル選 公明、自主投票の方針固める

2011年11月8日 15:53
大阪ダブル選 公明、自主投票の方針固める

 大阪府知事・大阪市長のダブル選挙で、公明党は特定の候補者を支援せず、自主投票にする方針を固めた。

 今回の選挙をめぐっては、民主、自民の両党が、知事選では大阪・池田市の倉田薫市長を、市長選では現職・平松邦夫市長を支援する方針だが、公明党は特定の候補者の推薦や支援は見送り、自主投票で臨む方針を固め、8日、正式決定するという。

 公明党は、これまでの選挙では特定の候補者の支援を行っていたが、次の衆議院議員選挙を見据え、国政への候補者擁立を示唆する大阪維新の会との対決を避けたとみられる。

 27日投開票の大阪府知事選には、これまでに大阪維新の会・松井一郎氏、民主党と自民党が支援する倉田薫氏、共産党が推薦する梅田章二氏、政治団体代表・中村勝氏、元中学校教員・高橋正明氏が正式に出馬を表明している。同日に行われる大阪市長選には、大阪維新の会・橋下徹氏、民主党と自民党が支援する平松氏が出馬予定。