文化の向上や発展に貢献した人に贈られる文化功労者の顕彰式が４日、東京都内のホテルで行われた。

　顕彰式には、先月、文化功労者に選ばれた俳優・大滝秀治さん（８６）や東日本大震災復興構想会議の議長を務める防衛大学校長・五百旗頭真さんら１５人が出席した。文化功労者には毎年３５０万円の終身年金が支給される。

　大滝さん「『早起きは三文の得』と言いますけども、長生きはやっぱり“３０文、３００文の得”だね。６４年役者をやっててよかったなという実感ですね。今日はゆっくりお酒をたっぷり飲んでね」

　午後からは、皇居で行われた天皇・皇后両陛下主催の茶会に、文化勲章受章者と共に出席した。天皇陛下が風邪により出席を取りやめられたため、名代を務めた皇太子さまからお祝いの言葉をかけられた後、皇太子さまや皇后さま、秋篠宮ご夫妻らと和やかに懇談した。