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東京スカイツリー 制振装置など初公開

2011年10月30日 12:54
東京スカイツリー 制振装置など初公開

 来年5月にオープンする東京スカイツリーで30日、地震の揺れを抑える装置などが初めて公開された。

 公開されたのは、スカイツリーの内部に設けられた高さ375メートル、直径8メートルの鉄筋コンクリート製の筒状の柱と内壁とをつなぐ「オイルダンパー」と呼ばれる装置。この柱は、奈良・法隆寺の五重塔を参考にしたもので、内部は避難階段になっており、地震などによる揺れを最大50%抑えることができるという。

 高さ350メートルの第1展望台からは東京タワーや両国国技館なども見下ろせ、来年5月のオープンに向けて着々と準備が整えられている。