福島市で除染作業 ボランティアら参加
29日、比較的高い放射線量が計測されている福島市大波地区で除染作業が行われ、全国から駆けつけたボランティア108人が作業を手伝った。
この除染作業は福島市が募ったもので、東京都や神奈川県、大阪府など県内外から駆けつけたボランティアは、落ち葉などを拾い集めたり、市が業者に委託して庭の表面の土砂を取り除いた民家に新たな土を運び入れたりする作業を行った。横浜市から参加した女性は「こっちで作った電気を使って生活しているので、何かできればと思って」と話した。
福島市は、市内の放射線量が一時間に1マイクロシーベルト以下なるよう、ボランティアの力も借りながら除染を続ける方針。