×

千葉・柏市で高濃度セシウム 対応策を検討

2011年10月24日 11:53
千葉・柏市で高濃度セシウム 対応策を検討

 千葉・柏市の空き地で高濃度の放射性セシウムが検出された問題で、国や自治体は除染を急ぐため、対応策を検討している。

 この問題は、柏市内の空き地から、福島第一原子力発電所の事故の影響とみられる放射性セシウム134と137が土壌一キロあたり最大で計27万6000ベクレル検出されたもの。これは計画的避難区域などに指定された福島県の浪江町や飯舘村の土壌濃度とほぼ同じレベル。

 文科省などの調査の結果、壊れた側溝から雨水が地中に染み出して高濃度になった可能性が高いという。市は24日にも、環境省などと協議して具体的な除染方法を決めたいとしている。