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政府と被災3県 仮設住宅の寒さ対策を協議

2011年10月21日 22:05
政府と被災3県 仮設住宅の寒さ対策を協議

 仮設住宅の居住環境改善について、政府と、東日本大震災で被災した3県の担当者による会合が21日、厚労省で開かれ、本格的な冬を前にした寒さ対策などについて話し合われた。

 21日午後に開かれた、政府と岩手、宮城、福島の担当者による会合では、各県で行っている仮設住宅の寒さ対策についての進ちょく状況が報告された。岩手と福島では、壁に断熱材を追加したり、二重窓にしたりする断熱工事がすでに完了、もしくは工事中で、宮城では来週から工事を始め、年内の完了を目指すという。

 また、今後は寒さ対策や防犯対策、バリアフリー対策などについて、各県の実施状況を定期的に報告すること、立地状況による格差を解消するために自治会組織を立ち上げ、個別の課題に対応することなどが話し合われた。