枝野経産相は２１日朝、タイの洪水で被害を受けた日系企業に対し、金融支援も検討する考えを明らかにした。

　タイの洪水では、工場の浸水や部品メーカーからの供給停止などで、自動車メーカーなど多くの日系企業が工場の操業停止を余儀なくされている。こうした企業に対し、枝野経産相は金融支援などを検討する考えを示した。

　また、これに先立つ日本自動車工業会との懇談会では、産業空洞化防止の観点からも円高対策や自動車関連の税の軽減に努めていくことを明らかにしている。