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設置から4年…衆参両院の憲法審査会が始動

2011年10月21日 16:30
設置から4年…衆参両院の憲法審査会が始動

 設置されてから4年間、休眠状態が続いていた憲法審査会が21日、衆参両院で初めて開かれ、それぞれ会長を選出し、動き出した。

 憲法審査会は、憲法改正原案などを審議する。衆議院の審査会長には、民主党・大畠前国交相が選出された。一方、参議院では、民主党が江田前法相を会長候補に提示したものの、自民・公明両党などが反発したことから、委員による投票の結果、自民党・小坂前幹事長が1票差で選ばれた。ねじれ国会を象徴するように、衆参の会長が民主党と自民党で分かれることになった。

 憲法審査会は、国民投票法の成立に伴って07年に設置されたが、民主党が委員名簿の提出を拒むなどして休眠状態が続いていた。