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経産相、IEA閣僚理事会で事故状況を報告

2011年10月19日 3:29
経産相、IEA閣僚理事会で事故状況を報告

 石油消費国の間でエネルギー問題を議論する国際エネルギー機関(IEA)の閣僚理事会が18日、フランス・パリで始まり、日本からは枝野経産相が参加、福島第一原発事故について報告した。

 閣僚理事会は2年に一度開かれており、今回は2日間の日程でエネルギーの安全保障などについて話し合われる。

 枝野経産相は理事会で、福島第一原発事故の収束に向けた状況を報告した。また、「世界最高水準の原子力安全の技術、知見を世界に提供して貢献したい」と述べ、世界の原子力安全の向上に貢献したい考えも示した。

 今後のエネルギー政策については、ゼロベースで見直しを進めるとした他、福島県では復興の象徴とするために最新型の太陽光発電などの導入を進め、エネルギー安定供給のモデル地域にしたいと表明した。