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住宅5343棟分の個人情報流出 大阪市

2011年10月18日 4:39
住宅5343棟分の個人情報流出 大阪市

 大阪市水道局が業務を委託している外郭団体から、マンションなど5300棟分以上の個人情報が流出していたことがわかった。

 流出が確認されたのは、大阪市内の民間共同住宅5343棟分で、入り口のオートロックの暗証番号約2800件分も含まれている。大阪市水道局によると、業務を委託している「大阪水道総合サービス」の社員(52)が、今月8日、自宅のパソコンでファイル交換ソフトを使用した際にウイルスに感染、09年に自宅に持ち帰って作業していた際のデータが流出したという。

 現在、情報が悪用されたとの報告はないが、大阪市は、マンションの管理責任者に暗証番号を変更するなどセキュリティー対策を取るよう要請している。