×

原発事故の記述はわずか…放射線の副読本

2011年10月14日 13:11
原発事故の記述はわずか…放射線の副読本

 福島第一原子力発電所事故を受け、初めて放射線の副読本が配布される。

 副読本は小・中・高校生向けの3種類で、放射線の基礎知識に重点を置いている。文科省は、昨年度まで「原子炉は大きな津波にも耐えられるよう設計されている」などと書かれた原子力の副読本を配布していたが、福島第一原発事故を受けて見直しを決めていた。

 今回の副読本はその見直しの一環だが、原発事故については巻頭で短く触れているだけで、本文では一切記述されていない。副読本は文科省のホームページでも公開される。