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ソフトバンクのシステムで一時不具合

2011年10月14日 12:15
ソフトバンクのシステムで一時不具合

 アメリカの電子機器大手「アップル」のスマートフォン(多機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」の新モデル「アイフォーン4S」が14日朝、「KDDI」と「ソフトバンクモバイル」の2社から発売された。ソフトバンクモバイルでは、顧客情報の管理システムに一部不具合があり、一時、新規登録などができない状態になった。

 アイフォーン4Sを求め、13日から行列ができた東京・中央区の「アップルストア銀座」前には、14日朝までに800人以上が列を作った。

 今回から販売に乗り出すKDDIは、特設会場で発売イベントを行った。スマートフォン市場で出遅れが指摘されているKDDIは、人気機種の投入で巻き返しを図りたい考え。

 また、これまでアイフォーンの人気を背景に契約者数を増やしているソフトバンクモバイルも発売を開始した。しかし、顧客情報の管理システムの一部に不具合が起き、一部利用者が契約できないという状態が全国の店舗で発生した。14日午前11時頃に復旧したが、新規登録や機種変更の対応が滞っている状態が続いている。

 2社が同じ機種を投入し、競争が激しくなることが予想されているが、ソフトバンクモバイルはスタートから思わぬトラブルとなった。