改修終えたボリショイ劇場の内部公開 露
ロシアを代表する、バレエとオペラの殿堂「ボリショイ劇場」が改修工事を終え、8日に内部が報道陣に公開された。
AP通信によると、モスクワにあるボリショイ劇場は、帝政ロシア時代の1856年に現在の建物が完成した。老朽化のため、2005年から改修工事が行われてきたが、ほぼ終わったため、8日、内部が報道陣に公開された。観客らが座るバルコニーの装飾には、1856年当時の状態を復元するために金箔(きんぱく)がふんだんに使われ、美しく輝いている。一方、リハーサル室には、コンピューター制御で動く床が新たにつくられた。
28日に予定されているお披露目には、メドベージェフ大統領も出席するという。