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ジャクソンさん 死の1か月前の音声公開

2011年10月6日 12:22

 アメリカの歌手のマイケル・ジャクソンさんに麻酔薬を過剰に投与して死亡させたとして元専属医師が過失致死の罪に問われている裁判で、5日、ジャクソンさんの新たな音声が公開された。

 ジャクソンさん「自分のパフォーマンスで子供たちを助けること、それが私の夢なんです。私は子供たちを愛しています。私には子供時代がなかったから、子供たちを愛するのです。私には“子供時代”がなかった…」

 新たに公開された音声は、死の約1か月前、ジャクソンさんが麻酔薬を投与されている最中に話したものだとされている。

 先月末に始まったこの裁判は、元専属医師のコンラッド・マーレー被告が、ジャクソンさんに強力な麻酔薬を過剰に投与して死亡させたとして、過失致死の罪に問われているもの。検察側は、ジャクソンさんが薬物に依存した状態にあると知りながら、マーレー被告が強力な麻酔薬を投与し、監視を怠ったことは「過失だった」と指摘している。